株式分割の企業に注目、九州電力は原発と原油安が影響

近年株式分割を行なう企業が増えています。例えば1株を2株に分割したとしますと、値段は半分に、株数は2倍になる計算ですが、そうするとそれだけ株が買いやすくなります。それで注目したいのがNISAを始める人です。NISAは以前は年間100万円まで、2016年からは年間120万円までの投資の分は、分配金などが非課税で済むという制度です。投資額に限度額がありますから、「あの会社に投資してみたい」と思っていてもできなかったのが、値が半分になれば買うのが可能になる、というケースが増えるわけです。NISA制度と分割制度はお互いに利がありますので、これからも増えていくと思われます。投資の上で考慮に入れておく傾向の一つに原油安ということがあります。現在も原油安は続いていますが、それで注目すべき企業の一つが九州電力です。電力会社にとっては、原油安だと火力発電の燃料費が安くて済みますが、九州電力でも現在その恩恵を受けています。今後の原油価格が株価にも影響してきますので、注目していくべきです。九州電力は原発の依存度も高いのでその稼働も影響があります。東日本大震災の後、原発の設置基準も新しくなりましたが、2015年に川内原発の1号機と2号機が共に再稼働を始めました。これにより経費は削減になりますので、経営にはプラスと言えます。これに関しては、電力会社の原発を作るメーカー自体にも好影響なわけですから、九州電力株と同時に作ったメーカー、さらにその関連企業の株価にも注目したいところです。なお九州電力の場合は、国内の他の電力会社と違って近くにある桜島が影響するという点があります。万が一噴火が激しくなるような事がありますと関係がありますから、確率は低いとはいえ頭に置いておく必要はあります。原発の稼働でさらに安定した事業を行なえる体制が整った九州電力は、投資にとってさらに注目したい企業と言えます。